わたしの社会人キャリアの歩み|新卒フロントエンドエンジニア3年目のリアル

みんなのインターン体験談
いいね!もらえると 励みになります。

社会人1年目の壁と乗り越えた方法

takuma
takuma

「社会人になったら、本当に現場で通用するのかな?」そんな不安を、私もまさに感じていました。このセクションでは、1年目のリアルな壁とそれを乗り越えた方法について、正直にお話しします。

はじめての本番コード。レビューで撃沈の日々

入社して最初に任されたタスクは、社内の管理画面のちょっとしたUI修正でした。
「これくらいならすぐ終わるだろう」と思っていたのに、いざPRを出すと、先輩からコメントが10件以上つきました。

「変数名が曖昧」「責務が広すぎ」「無駄な再レンダリングが起きてる」…。
正直、何を直せばいいのかすら分からず、レビューコメントを一文ずつググりながら修正しました。

1つのタスクに丸2日かかったこともありました。
「自分、これで給料もらってていいのかな…」
そんな自己嫌悪にも何度も襲われました。

コミュニケーションの壁。Slackの文章すら怖かった

技術面だけじゃありません。
Slackでタスク状況を報告するだけでも、最初はすごく緊張しました。

「どこまで説明すればいいんだろう」「この書き方で失礼じゃないかな?」
気づけば、メッセージを打っては消し、打っては消し…。それだけで10分使ってしまうことも。

でも、あるとき先輩に言われた一言が大きな転機でした。
「takumaくんの報告、結論が一番最後になってるから、まず『〇〇の件、完了しました!』って結論から書くと、受け取る側は一瞬で状況がわかるよ

そこから少しずつ、「とりあえず送る」「相手がわかりやすい順序で書く」そんな意識ができるようになりました。

「できない自分」を認めるところから始まった

1年目の後半、ふと思ったことがあります。
「できないのは当たり前じゃないか」って。

先輩だって、みんな最初は同じように悩んできたはず。
それなのに、自分だけが“できない人”みたいに思い込んでいたんです。

そこからは、わからないことはすぐ聞く。
レビューコメントに対しては、納得できるまで質問する。
「できない自分を隠さない」って決めてから、少しだけ毎日が楽になりました。

もちろん今も課題は山積みだけど、「前に進んでる感覚」は、この頃からちゃんと持てるようになったと思います。

1年目、本当に何度も心折れそうになったけど、「わからないままにしない」「逃げない」っていう小さな積み重ねが、確実に自分の力になってました。


3年目終盤、どんな仕事をしているか

takuma
takuma

「もうすぐ社会人4年目に入るエンジニアって、どんな仕事をしてるんだろう?」そんな疑問をお持ちの方へ、現在の私がどんな環境で、どのような役割を担っているのか、リアルにお話しします。

フロントエンドの実装力は“当たり前”になった

3年目も終盤に差しかかって強く感じるのは、「実装力はもはや当たり前」ということ。

TypeScript、Next.js、Tailwind CSS…。
このあたりの技術でのUI実装は、スピードも品質も、ある程度“任せても安心”と言ってもらえるレベルにはなってきました。

新しい機能開発では、Figmaデザインから読み取り、APIインターフェース設計をバックエンド側と相談して、自分で実装方針を決めるところまで担当

「どこでエラーハンドリングすべきか」「状態管理はどこでやるか」「ユーザー体験として不自然じゃないか」…
1つ1つ考えながら、最適な実装をすることが求められています。

レビュー文化の中で、“見る側”になる責任

ここ最近は、後輩エンジニアのPRレビューに入る機会がかなり増えました。

コードの正しさを見るだけじゃなく、
「この設計で、今後の機能追加はやりやすいか?」
「他のエンジニアが見たときに、意図が伝わる実装か?」
そういった視点でレビューコメントを書くことが増えています。

ただ、「指摘だけして終わり」にはしないように気をつけています。
できるだけ、改善案やサンプルコードも一緒に添える。(たまに熱が入って、おすすめの技術ブログのリンクまで送っちゃうこともありますけど…笑)
それがチーム全体の成長につながると信じてやっています。

少しずつ見えてきた、テックリードへの道

最近は、フロントエンドチームの設計方針決めにも参加するようになりました。

新しい状態管理ライブラリを導入するかどうかの技術選定、
パフォーマンス改善施策の提案、
UIコンポーネントの共通化方針のレビュー…。
タスクの内容は、どんどん「チーム全体に影響を与えるもの」に変わってきています。

まだ「テックリード」という肩書きはないけれど、
「チームの技術的な方向性を考える立場」として、少しずつ意識が変わってきました。

正直、プレッシャーも大きいけれど、
それ以上に「信頼されている」「期待されている」という実感が、今のモチベーションにつながっています。

気づけば、「教わる側」から「支える側」に。
まだまだ学ぶことは山ほどあるけれど、少しずつ、自分のキャリアが“積み上がっている”と感じる今日この頃です。


今後のキャリアビジョン|これから、どんなエンジニアを目指すのか

takuma
takuma

「エンジニアとして、この先どうキャリアを描けばいいんだろう?」という悩みは、私も常に持っています。このセクションでは、現時点で考えている“これからの目標”を、正直に書いてみます。

まずは“現場で戦える技術力”をもっと磨く

今の私にとって、一番の目標は「もっと技術力を高めること」です。

設計力、パフォーマンスチューニング、アクセシビリティへの理解、フロントエンドアーキテクチャの最適化…。
正直、まだまだ「先輩たちに比べて足りないな」と感じることが多すぎます。

チーム全体のパフォーマンスを上げるには、自分が「困ったときに頼られる存在」にならないといけない。
だからこそ、今はとにかく現場で手を動かして、毎日少しずつ経験値を積み上げています。

テックリード、そしてその先へ

次に目指したいポジションは、テックリードです。

チームメンバーのタスク設計を手伝ったり、技術的な意思決定に関わったり、
プロダクト全体の品質を守るための基準を作ったり…。
そんなポジションに立てるようになることが、今の短期目標です。

ただ、いきなり「技術の神」みたいにはなれないので、
まずは目の前のプロジェクトで、「この設計でいこう」と言えるだけの判断力と経験を積んでいるところです。

自分の考えをチームに共有する勇気。
正解がない中でも、決断する力。
そのあたりは、これから特に意識して伸ばしていきたい部分です。

プロダクトマネージャーという未来の選択肢

もうひとつ、少し先の話ですが、「プロダクトマネージャー(PdM)」というキャリアにも興味があります。

理由はシンプルで、エンジニアを続ける中で、
「このボタンの色を1px動かすより、そもそもこの機能は本当にユーザーの課題を解決しているのか?」といった、より上流の“What(何を作るか)”に面白さを感じ始めたからです。

もちろん、PdMになるには、もっともっとプロダクト理解力も、ビジネス視点も必要だとわかっています。
でも、もし数年後に「技術もわかるPdM」という立場になれたら、それはきっと自分の強みになるはず。

だから、今はエンジニアとして「作る力」を高めながら、
少しずつ「プロダクトを見る目」も養っていこうと思っています。

今すぐ答えが出るわけじゃないけど、「どんなエンジニアになりたいか」「どんな働き方をしたいか」を、これからも考え続けていきます。


学生に伝えたいこと|小さな一歩が、きっと未来につながる

takuma
takuma

「インターンに挑戦したいけど迷っている」「この先、ちゃんとエンジニアになれるのか不安だ」そんな学生の皆さんへ、私自身の経験から伝えたいことがあります。

最初の一歩が怖いのは、当たり前

思い返せば、私もインターンに応募する前はめちゃくちゃ怖かったです。
「本当に通用するのか」「レベルが違いすぎたらどうしよう」「失敗したら恥ずかしい」
そんな不安が頭の中をぐるぐる回っていました。

でも、今だから言えます。
あのとき勇気を出して踏み出したから、今の私があります。

最初は、エラーで画面が真っ白になる日々。
レビューで何度も直される毎日。
それでもやめなかったことで、少しずつ「できること」が増えていきました。

失敗も挫折も、全部が“経験値”になる

1回のPRで10回以上レビューコメントがつく。
Slackで何を書いていいかわからず、メッセージを送るのに20分かかる。
技術的な議論についていけず、会議中に黙り込む。

私はそんな経験ばかりしてきました。

でも、そうやって失敗したり、凹んだりしたときこそ、一番学びがあります。
「次はこうしよう」「この部分をもっと勉強しよう」
そうやって少しずつ前に進んでいく中で、いつの間にか“できること”が増えていきます。

今、胸を張って言えるのは、どんな小さな失敗も、全部が後で役に立つということです。

“未来の自分”のために、いま動こう

私がこの「TechRoid」を立ち上げた理由も、まさにそこにあります。

昔の自分が欲しかった「現場のリアルな情報」「インターンで本当にあったこと」「先輩の等身大の声」
そういうものを、いまこのサイトを通じて届けたいと思っています。

もし今、不安で一歩を踏み出せずにいるなら、ぜひこの言葉を伝えたい。
「3ヶ月後の自分を、ちょっとだけ楽にしてあげるつもりで、今日、応募ボタンを押してみてほしい。」

このサイトが、あなたが一歩踏み出すきっかけになれば、これ以上に嬉しいことはありません。

いいね!もらえると 励みになります。